今年も残すところあとわずか、
年末年始は上記の内容とさせて頂きます。
気の利いたご挨拶、福袋などは用意がない事ご理解下さい。
遠い昔パン屋で使用されていたものだそうです。
昔の事だから「衛生上は大丈夫なの?」と言った心配は無用のようですが
とにかくラスボス的、頑固な油のこびりつきようです。
普段は丁寧にメンテナンスし販売されているアンティークの有名な店舗が
「汚れが落ちなくて」と言われていたので購入時に既に諦めていました。
それでも試しに家庭用洗剤を使用し何度かチャレンジしてみました。
「お、意外に!」と言うことは勿論無く、ちゃんとこびり付いたままです。
それから6年程が経つこの年末、「油汚れ 洗剤」のキーワードで検索し
業務用の強力洗剤に出会うことが出来ました。
と言ってもすぐに落ちる事は無く、何層にも重なった油を
綺麗になるのが先か、壊れるのが先かと言うくらい
何回にもわけ繰り返しスポンジで擦って木の地肌がようやく現れました。
ベト付き無く、期待以上にキレイになったこの達成感はプライスレス、
同じ作業を残り9枚分、朝の貴重な時間を全て費やす事になりそうです。
大幅な入れ替えを考えいて、店内の7割程度(約50本程)を対象とし
下記の内容でセールとさせて頂いています。
ご希望の長さに応じセールの割合を変えさせて頂いています。
◉ 5m以上で20%OFF
◉ 10m以上で30%OFF
それ以上は想定していませんが、必要性があれば考えてみます。
一種類の生地だけなくて構いません、
違った種類で1m、2m、3mなどご希望の長さの組み合わせも可能で、
お一人だけで無く、お友達同士でも大丈夫です。
何なら居合わせたお客様どうしの談合でも大丈夫かも。
こんな事は面白い方が良いじゃないか、
強引な手段で何とか10mまで持っていける方法を考え、
この機会に是非ご来店頂ければと思います。
それに合わせ、什器(ラック、テーブルなど)を準備する必要があり、
現在使用しているものをバラし、作り直してもらう予定となっています。
無駄を無くし効率良く着地したい、経費もなるべくなら低く抑えたい所。
ただ今回は妥協する事無く、フルスイングするつもりです。
まだ2年程しか経っていないブランドでアイテム数は少数精鋭と言った感じです。
定番のVカーディは柔らかいブロークンデニムを使用し、
季節の変わり目を中心に長いシーズンで着回して頂けそうです。
ややゆったりしていた腕周りを細くして頂いた別注?的な仕様となっています。
こちらはレディスに加え、メンズサイズも展開させて頂いています。
きちんと感とリラックス感が共存する中性的な雰囲気が店主好みとなっています。
Good onの顔とも言える定番アイテム、「ラグラン クルースウェット」が
ようやく届きました。
へこたれない、しっかりとした生地は着込むほどにその風合いが増します。
裏はパイル事となっており春までしっかりと着用して頂けます。
もちろん兼用、むしろ女性受けの方が良かったりします。
ホームページへのアップ作業も出来る、暇な日曜日。
某芸人さんのフレーズをお借りしたい、
「なんて日だ!」
コットン100%の優しい肌触りは春までしっかりと使えそうです。
短めの着丈に身幅はややゆったり目とリラックス感あるシルエットに
袖は細身とメリハリのあるデザインも好印象です。
ワイドパンツ、スカートなどボリュームのあるボトムスと相性が良さそうです。
定番のオフホワイト、グレーと今季の差し色ライトブラウン(写真)、
レディースのMとLの2サイズで展開させて頂いています。
グレーはオリーブに見えるような、何とも表現しがたい色合いです。
昼間がご来店のチャンス、窓際の自然光がその真実を導き出します。
平面から立体へと簡単な模型作りはいつもの作業となっています。
何をしようとしているか察しの良い方なら分かるかも。
半年前には無かったYouTube用の動画撮影もプランの一部となりました。
今回はマップも自分で作ってみようと、何となく構図をイメージ中。
大体の場所が分かれば、あとはグーグルマップに丸投げしよう。
QRコード、住所、イメージ写真・・・あとは何が必要だろう?
ランドマーク的な建物の表記は必要だろうか?
文字が小さいと潰れて読めなくなるし、大きいと不格好。
川は直線で良いのか?それを言い出すと道路や線路だって。
・・・地図に迷わされてどうする。
気負う事無くカーディガンのように少し力を抜いて着れるような気がし、
ストールなどの巻物をした際に首元がスッキリと収まります。
インナーにはカットソー、薄手のニットが気分でしょうか?
ブランドらしが存分に表現されたCharpentier de Vaisseauのワークジャケは
しっかりとした素材感で着込む程に風合いが増し、愛着の湧くものになりそうです。
袖をまくりインナーを見せるのもあり、お洒落度合いが試される場所です。
まさに腕の見せ所・・・的な・・・
【Charpentier de Vaisseau Tyrone】
「Good on」のハーフジップのスウェットパーカーです。
インナーにはシャツ、ボーダーなどで変化を付け着回して頂け、
裏は起毛しているので冬場にもしっかりと活躍してくれます。
女性にも人気でスカートと合わせれば最強コーデの一角を担えます。
毎年ではありませんが気になったシーズンにだけオーダーしています。
そしてこのスウェット、個人的にはかなり気に入っているアイテムの一つです。
それなのにオーダーはたまにと、この辺りのバランスが自分でもよく分かりません。
「好きな食べ物は?」と聞かれれば「豚の生姜焼き」と答えています。
ただ食べるのは年に1、2度程度、それに近い感覚?
必要性よりタイミング?
そんなこんなで各種バランス崩壊中、自覚症状有りと言ったところです。
一般市場に流通しているものの事を指します。
こちらはフランス軍で使用されていたVネックニットです。
珍しい女性用で過剰な軍物ディティールは無く極めてシンプル、
言われなければそれとわからい方が多いと思います。
それでも癖のある雰囲気はレディスらしいアイテムと合わせバランスを
調整下さい、感覚的にはスウェットのようなイメージでしょうか。
店頭ではスカートで甘辛のバランスを楽しんで頂いたりしていますが
個人的にはブルーデニムにバレエシューズのような着こなしに憧れます。
ガチ感の出る軍パンとのコーディネートはご法度、
ピースフルな着こなしをお楽しみ下さい。
こちらも去年は男性、女性を問わず好評頂いたアイテムの一つです。
これがきっかけで兼用のアイテムを増やそう、メンズをやってみよう
と決断したような記憶があります。
極めてベーシックなデザインですが日常的に出番の多くなる洋服って
こんな感じじゃないでしょうか?
「すごく気に入って買ったはずなのに意外と着なかった。」
「大切にしすぎるあまり着れなかった。」
と言うものもあれば
「何気なく買ってみたのに一番着てる。」
「擦り切れても捨てられない。」
と言うものもあり、このスウェットは是非後者でありたいと思います。
店主の「騙されたと思って」と言う言葉には注意が必要ですが、
そこにはお客様からフィードバックされた確信的な自信があります。
こちらには使用される生地は「吊り編み」と言う吊った状態で生地にストレスを
掛けずゆっくりと編んでいく為、柔らかく着心地の良い生地に仕上がっています。
時間と手間がかかり、効率性を求められる現代においては非効率で
生産性の低い方法ですが、他では出せない雰囲気、肌触りの良さなどが
多くのブランドから支持されています。
アパレルブランドは通常、生地屋さんから仕入れ洋服を作るのですが
「PATCHII」に関しては自社が生地屋さんなのでそこのコストが低く
イメージ通りのものを作れると言う大きなメリットがあります。
是非「吊り編みスウェット」などで検索してみて下さい。
決して安くは無い価格帯のアイテムが出てくるかと思います。
実際には使いたくても、生産量、価格が合わず使えないブランドもあるのでは。
そんな生地を使用したパーカーが¥8690(税込)。
「少し安すぎすのでは?」といつも心配になってしまう。
ベーシックなデザインは着回しも効き、色違いで購入される方も多いです。
その際、2着購入頂いても1着、¥8690はそのまま
30分以内にお電話いただいても同じとなっています。
こちらはWEB SHOPでの販売が可能なブランドとなっていますので
ホームページ上にアップしています。
こちらはふっくらと肉厚のあるスウェット生地を使用したカーディガンです。
裏はざっくりとしたパイル生地となっており、シーズンの変わり目にはアウターとして
冬場にはインナーとして活躍し、長いシーズンで着回して頂けそうです。
ちなみに社名に付くメリヤスはTシャツやスウェット生地全般を指す言葉です。
代表の今城社長が10月の中旬あたりに来シーズンの商談に来られます。
生地の事、製造工程について熱心に、そして楽しそうには話される姿が印象的、
いつも沢山のサンプルとお土産に「梅干し」を持って来て下さいます。
自社製品はもちろん特産物の売り込みにも抜かりありません。
「Hight Flutter」の商品に関してはブランド側の意向により
WEB SHOPでの販売を行っていません。
してみるとそうでも無く簡単に出来ました。
色味も綺麗に再現でき、逆に上手くできた方の部類かも知れません。
「MIDAIR」と言う紡ぐ際に空気を含ませた糸を使用し織られた生地は
ふっくらと柔らかく、驚くほど軽い生地に仕上がっています。
ストレッチ性もあり、着心地はまさにストレスフリーと言った感じです。
形もシンプルで、色んな方に着てもらえそうなローブに仕上がっています。
加えて価格も適正、個人的には何か「賞」でも送りたい。
羽毛製品メーカーの「NANGA」は寝袋、ダウンジャケット、パンツなど
登山アパレルを展開されている国内のブランドです。
以前から気になっていたブランドで今回は知り合いのメーカーさんを通し、
初めて店頭に並べさせて頂く事が出来る様になりました。
初回の入荷は薄手で軽いダウンベストが届いています。
ニット、シャツの上に羽織りアウターとしての用途はもちろん、
寒さの厳しい冬場にはインナーとしても着回して頂けます。
本格的なアウトドアからタウンユースまでアクティブに使え、
幅広いユーザーに支持されている理由がわかる様な気がします。
そして、うちも負けていません。
細かい要望に応えるよう、沢山のお客様に「指示」されています。
ロゴなどを間違わない様にチェックする工程で気づく事が色々とある。
まずはブランド名「JAMES&CO」の最後尾に「.」が必要な事。
取り扱いさせて頂いてまだ半年なので何とか許して頂きたい、
ホームページの方も早急に修正しています。
そして「Gingham check」、真ん中「h」の存在に少し戸惑う。
と言っても「サイレントレター」と言い英語では良くある事、
King Gnuの「G」と同じだと思えばそれで済む話。
それに合わせ、洋服も温かみのある物へとニーズが移って行きます。
保留にしていたニットもそろそろ店頭へ、冬物シフト始動です。
こちらは「Ordinary fits」のワイドニット、パイル?ブークレ?のような
薄手の生地で少し先のシーズンには丁度良いのではないでしょうか?
「毎年、この時期は何を着ていたかなぁ」と諸先輩のお姉様方、
それを聞く度この課題は一生付いて回るのだなと再認識してしまう。
そしてほんの少しで良い、その課題解決のお役に立てれば光栄です。
「聞き流している」と言った事が世の中に蔓延している様な気がします。
一つ挙げれば携帯電話の機種交換時などはそうでしょう。
何となく聞いてはいるがその内容はほぼ解読不能と言ったところ。
僕の場合、分からない場合は聞き直すので人の数倍時間がかかり、
担当の方におもむろに嫌そうな顔をされる事故が珍しくありません。
さあ、ここからがインスタからの流れで本題です。
身近なところで良く聞かれる「絶妙なバランス」と言うフレーズ、
業界を問わず「セールストーク」の一つではないでしょうか?
「どこが?何が?」を言わずニュアンスで発せられるその言葉に意味は無く、
聞く方も「何となく良いのかな」と勘違いしてしまっている。
しかし、実際には僕自身も発してしまう事があるのも事実、
上の写真、当店で扱わせ頂いている「Atelier d'antan」のジャケットを参照に。
こちらのジャケット、着丈は短く身幅がやや広めのシルエットです。
それに合わせ付けられている袖はアームホールから袖口にかけ細くなり、
袖丈も7〜8分丈ほどとやや短かめにしてあります。
このボディに普通の袖が付いていたら不格好だよなと思ってしまうし、
太めの腕をつけるのであれば長さがもっと短い方が良いのかな?
など色んな条件を当てはめてみた時に数カ所の着地地点が見えて来る。
そこに着地出来た際に得られる認定マーク、そして僕はこのジャケットを
「絶妙なバランス 認定アイテム」の一つに位置付けている。
ただそれが良いと言う話では決して無い、それが故に着る人を選ぶし
スタイリングの幅も決して広くなく、一辺倒になってしまう可能性もある。
今度はその逆もあり「サルエルパンツ」などが挙げられます。
極端にお尻周りの余った個性的なものは履く人を選んでしまう、
それではと普通にしてしまうとただのイージーパンツになってしまう。
この辺りのバランスを上手く調整する事により、慣れた方にはもちろん
入門者の方にもチャレンジしていただける様なサルエルパンツに仕上がります。
これで無事「認定アイテム」に昇格です。
洋服では生地とデザインとのバランス(相性)もあります。
デザインが良くても素材選びを間違えるとその魅力が半減なんて事も。
まだまだ書き足りませんが持論としてはこんな感じ、
お店で「絶妙なバランスがいいですよね〜」なんて言われた際には
「どこが?」と聞き直してみるのも良いかも知れません。
あくまでも個人の感覚的なものが含まれる為、
数値で表す様な絶対的なものではありません。
そして時代、価値観の変化により変わっていくかも知れません。
「絶妙な逃げ道」を確保し終わらせて頂きます。
インスタの方も「楽しみながら着々とこなしている感じ」と言っても
真剣にやり始めてまだ一週間程度、投げ出す心配の方がまだ多い。
写真、構図は決まってもフォント(文字の形)選びで悩んでしまう。
同じ構図でもフォントが違うと伝わるイメージも随分と違ってき、
決定するまでなかなかの時間を費やしてしまっている。
そんな中、今日のフォントはかなりしっくり来るものを選べた気がする。
ただ試行錯誤を繰り返し、こんな事の為にかかった時間は1時間以上。
それに比べブログにかかる時間は5分程度、嘘のようなフォントの話。
職人のセッティングにより調整の難しい旧式の編み機で時間と手間を
掛け編まれる生地は糸の太さにムラのあるスラブコットンを使用、
高密度に編み立てられる事により丈夫な生地に仕上がっています。
時代、年齢に関係なく着て頂けそうなベーシックなデザインはもちろん、
上質なコットンを使用した肌触りの良さもお客様に気に入って頂けるでしょうか?
試される初シーズン、狙うは長年不在だったボーダーのスタメン枠。
「映えさせてなんぼ」のインスタ界隈ですが、そこにあまり関心が無く、
簡単に撮った手抜き写真ばかりを掲載し続けて来ました。
と言っても全くの無関心と言う訳にも行かないので自分なりの
表現がないか模索はしていました。
誰もやっていないような「新しい表現」はどは無理な事を大前提とし、
「映える要素」を多少含み、格好付け過ぎないくらいと言う答えに至りました。
写真もレイアウト、色合いに気を配り、文字なども多少入れるくらいが
「適度」な感じで心地良く、作業的に無理なくやって行けそうです。
ショップカードを作るくらいの感覚に近いのかも知れません。
真剣に考えてはなかったのでしょう、ここまで時間が掛かり過ぎです。
ちなみにカードも作れます、そちらの仕事もお待ちしています。
費やした時間は違った形で回収致します。